OBだより

2014年度卒 OB〈園での学びが活きている!〉

金井幼稚園を卒園した娘は、4月から中学生となりました。
進学した中学校では、フィールドワークの授業として中1では農場実習を受けています。
娘は、その都度『めちゃくちゃ楽しい♪』と大喜びして楽しんでいます。
農作業を煩わしく思い、嫌がる子も居る中、心から楽しめているのは幼稚園での経験があってこその事と捉えています。
在園中、私自身はクラス委員・秋まつり実行委員・いくつかのサークル代表など…さゆり会活動を通して多くの経験をさせていただきました。
その勢いに乗ったまま小学校のPTA役員を2年間務めた後、娘が小学校へ進学したタイミングから現在に至るまで横浜市立の小学校で教育活動に携わっています。


【どうやったら子どもたちの心に響くか】
一つの授業の中で一瞬でも良いから『楽しかった』と思って貰える様な、次をまた楽しみにして貰えたら…
いつもその様な事ばかり考えて授業作りを行っていました。
ここで、私が行った授業の中でのエピソードをご紹介いたします。

3年生の理科
[昆虫のからだのつくり]を学ぶ単元
の授業です。
①銘々に油粘土を配り、自分の記憶を頼りに蝶を形成するように指示。
(教科書や図鑑など何も参考にせず。)
②数名の作品をスクリーンに映し出し、蝶のからだの構造について問いかけを交えながら発表&意見交換し合う。
③(この時点で初めて)教科書を開いて実際の蝶のからだのつくりを全体で確認した後、各々の蝶の形態を完成させる。
という流れでした。

みなさん!粘土で蝶を形成している時の子どもたちの様子を想像できますか?
そうです!まさに一心不乱といった状態でしたよ。
予想以上の反応でしたが。
はじめの内は興味無さそうに立ち歩いていた児童も、いつの間にか作り出していました。教室は静まり返り、良い雰囲気に包まれた時間でした。
途中で様子を見に来た担任が驚いた程です。
この時の子どもの様子から、金井幼稚園で泥だんごを夢中になって作っていた時の子どもたちの姿を思い出し、微笑ましく見守っていた次第です。

このように、娘も私も普段何気なく行っている(出来ている)事の中に〈園で学ばせていただいたことが活きている!〉と実感した場面がいくつもありました。
折に触れて幼稚園時代を懐かしく振り返っています。
おそらく、同じような思いを抱きながら、日々を乗り越え暮らしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか…。
在園されている方々は、金井幼稚園での園生活を引き続き大事に、そして、存分に楽しんで下さいね♪

私の心のお守り(迷ったり辛くなった時、心に元気を貰っています⭐)
MASAKO

さゆり会HP

横浜市港南区にある 金井幼稚園の保護者の会です。 このホームページでは、 さゆり会やそのOBの企画などで、特に地域の方々や卒園児の保護者の方々など、園外の皆さまにひろくお知らせしたい情報を掲載します。

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